『苫小牧泌尿器科・循環器内科』について
『苫小牧泌尿器科・循環器内科』のサイトをご覧いただきありがとうございます。
当院は一人一人の患者さんと医師とが対話を尊重する”信頼と優しさ”を基本理念として1995年に開院しました。
東胆振地区唯一の有床泌尿器科・透析クリニックとして、総合病院レベルの最新の医療機器(CT、X線透視診断装置、エコー、内視鏡など)を備え、複数の専門科の医師(泌尿器科、内科、腎臓内科、循環器内科)による良質な診療を実践しています。
こちらのサイトでは「透析治療」について詳しくご案内いたします。
併設する『苫小牧腎透析センター』は、ベッド数を42床に拡大。透析患者の高齢化や糖尿病性腎症の増加にともない、サルコペニアや日常生活活動の低下や下肢の閉塞性動脈硬化症(ASO)によって歩行困難に陥る患者が増えております。その予防のため当院では寝たままで自転車をこぐ運動ができる「仰臥位用エルゴメーター」とレジスタンス運動などの透析中の運動療法を導入し、患者さんからも好評を得ております。腎臓内科医、透析医である吉村朋真先生が中心となり透析患者のシャント手術やバスキュラーアクセス管理も当院で行っております。透析の導入から維持透析までの透析治療と希望により長期入院透析にも対応します。また当院では自力通院困難な透析患者さんには専用車両による送迎サービスも行っております。
今後、これまで以上に慢性腎不全患者さんの透析治療法におけるクオリティオブライフ(生活の質)の向上をさせる取り組みを進めております。さらに2021年4月より手術や透析経験の豊富な泌尿器科専門医である松田洋平先生が当院副院長として着任し、3名の泌尿器科専門医と腎臓内科・透析医と合わせて常勤医師4名体制で手術及び透析医療をさらに充実させ地域医療に貢献できるように尽力していきたいと考えております。
理事長・院長・理学博士
林 謙治(はやし けんじ)

苫小牧腎透析センター
『苫小牧腎透析センター』について
腎臓の機能が低下してくると、腎臓は老廃物や水分を十分に排泄できなくなり、体の中に不必要な物質や有害な物質が蓄積します。血液透析とは人工腎臓と呼ばれる透析器(ダイアライザー)に血液を送り、血液中にある老廃物や余分な水分を除去し、血液をきれいにして体内に戻す治療法です。
当院では末期腎不全の患者に対してシャント手術を含めた透析の導入から維持透析までの透析医療と希望により長期入院透析にも対応します。
透析患者の高齢化や糖尿病性腎症の増加に伴い、サルコペニアや日常生活活動の低下によって歩行困難に陥る患者が増えております。その予防のため当院では寝たままで自転車をこぐ運動ができる「仰臥位用エルゴメーター」とレジスタンス運動などの透析中の運動療法を導入し、患者さんからも好評を得ております。
また当院では透析患者さんの内シャント造設手術やシャントの狭窄に対してバルーンカテーテルという風船付きカテーテルを用いてシャント血管のつまりを治す治療(シャントPTA)を行なっております。

透析ベット数
42床
透析診療時間
【月・水・金】午前と午後の2部
【火・木・土】午前のみ
スタッフ
常勤医師:4名(泌尿器科専門医3名、腎臓内科・透析医1名)
非常勤医師:3名(循環器内科医2名、糖尿病内科医1名)
看護師:8名 臨床工学技士:10名 理学療法士:2名
臨床検査技師:1名 管理栄養士:1名
看護助手:3名
アメニティ
液晶テレビ(無料)、ロッカールーム
サービス
無料送迎(自宅⇔当院)
透析患者様の定期検査として、血液検査(1回/月)、胸部レントゲン(1回/月)、胸部・腹部CT検査(1回/年)、心・腹部・頸動脈エコー検査(1回/年)、動脈硬化を調べるABI(上腕足関節血圧比)検査(1回/年)、下肢の虚血の重症度を評価するSPP(皮膚組織灌流圧)検査(1回/年)、体の水分や筋肉量を調べるInBody(体成分分析装置)検査(1回/年)、骨密度測定(1回/年)などをおこなっております。
無料送迎サービス実施中
当院では、自力通院困難な患者(高齢の方や車を運転できない方)のために苫小牧市内全域、むかわ町や安平町、白老町まで、透析患者様専用車両4台(車椅子対応可)で無料送迎サービスを実施しております。
送迎を希望される患者さんは当院透析センター・地域連携室までご連絡お願いします。
●お問い合わせ
TEL.0144-57-0455(担当:北澤)

腎臓の病気
腎臓は、腰のやや上のお腹の後側に左右1個ずつある、そら豆のような形で握りこぶしくらいの大きさの臓器です。
基本的な役割は心臓から送られた血液をフィルターで濾(こ)して、血液中の老廃物や余分な水分を尿という形にして体の外に捨てることで、機能が低下するとむくみや吐気・食欲低下・息切れなどの症状が現れます。
腎不全の時に起こる異常の例
水の排泄
浮腫(むくみ)、高血圧、肺水腫(胸に水が溜まる)
酸・電解質の排泄
アシドーシス(体に酸が溜まる )
高カリウム血症、高リン血症
老廃物の排泄
尿毒症(気分不快・食欲低下・嘔吐・意識障害)
造血ホルモン産生
貧血
ビタミンD活性化
低カルシウム血症、骨の量・質の低下
上記のような異常を感じたら慢性腎臓病・腎不全になるまえに早めの受診をおすすめします。
また、適切な治療によって、末期腎不全にいたる(=透析・移植が必要になる)時期を遅らせることが可能な場合があります。
末期腎不全に対する治療方法など詳しくは公式ホームページをご覧ください。
病院概要
名称
医療法人社団 苫小牧泌尿器科・循環器内科
住所
〒053-0054 北海道苫小牧市明野新町2丁目1-12
連絡先
TEL.0144-57-0455 FAX.0144-57-8855
理事長・院長
林 謙治(はやし けんじ)
診療科目
泌尿器科/人工透析/内科/腎臓内科/循環器科/皮フ科
入院設備
19床 個室あり
駐車場
30台
アクセス
国道36号線沿い 三菱自動車向い
【交通機関】
道南バス
21.日の出町線 26.沼の端線
◆柳町4丁目(下り)
◆操車場前下車(上り)